会社の紹介

 

会社の紹介

本ページでは会社の基本情報、開発・販売する製品、創業からのストーリーについてご紹介します。

Company Profile会社概要

会社名 株式会社アミック
本社所在地 〒430-7720 静岡県浜松市中央区板屋町111-2 浜松アクトタワー20階
代表者 代表取締役 御堂 建自
設立 1992年11月2日(平成4年)
従業員数 148名(2023年4月現在)、210名(海外関連会社含む)
株主 株式会社オージス総研(Daigasグループ) ※100%子会社
資本金 9,050万円
主要取引銀行 静岡銀行、三菱UFJ銀行

Locations拠点一覧

事業所 本社、東京事業所、大阪事業所、広島事業所、九州事業所
子会社

上海埃米柯信息系統有限公司
AMMIC Philippines, Inc.

関係会社・グループ会社

※各社の公式サイト(外部サイト)が開きます。

大阪ガス株式会社 ( Daigasグループ会社一覧

株式会社オージス総研 

以下は、株式会社オージス総研(Daigasグループ)の関係会社・グループ会社です。

株式会社宇部情報システム

さくら情報システム株式会社
  エスアイエス・テクノサービス株式会社
  株式会社JOE
  Sakura System Service Pte. Ltd.(シンガポール)

株式会社システムアンサー


株式会社アグニコンサルティング


OGIS International Inc.(米国)

上海欧計斯軟件有限公司

事業所・子会社の住所は会社概要の拠点一覧をご覧ください。

Our Business事業内容


アミックは創業から一貫して『製造業向け基幹業務システム』のパッケージ製品の開発販売、導入支援、保守サポートを行っております。

全世界の製造業の経営および、業務効率化のためのシステムを提供します。

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顧客へのシステム導入支援・保守サポート

パッケージ製品企画・開発・販売

Features of our Company会社の特徴


アミックってどんな会社なんだろう?

働いたら、どんな世界が見える?
アミックへの応募をご検討いただく皆さまへ、当社の特徴をご紹介します。

1.競争力のある自社製品

アミックが独自に開発・販売するパッケージ製品は、国内はもとより世界の製造業に貢献できるERPパッケージです。

食品・医薬品・化学品などのプロセスバッチ製造業、自動車部品・電子機器などの加工組立製造業、それらの混合型など、多くの業界に適用可能です。その機能性・汎用性にはユーザーから高い評価を得ています。
「生産管理のお手本」として、自社の業務フローをアミックのERPパッケージに合わせるお客様も少なくありません。

経験豊富な専門スタッフが業界特有の知識や経験を力に生産管理・原価管理システムのシステム導入サポートをしています。

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2.魅力的なお客様

アミックのお客様は国内外の製造業です。

命の現場を支えるもの、私たちの生活を豊かにするものなど、業界をリードするものづくりに関わる企業がたくさん。

世界に誇る日本のものづくり。その一端を担うお客様を日々サポートできることは私たちの誇りです。

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3.グローバルな事業展開

アミックは設立当初からフィリピンに開発センターを設立していました。現在も、中国を含めた東南アジアに拠点を持っています。
お客様の海外進出を、これらアミックのグローバル拠点がサポート可能です。
海外メンバーとは英語でやりとりを行います。仕事を通じてグローバルな視点でのスキルアップが望めます。

 

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4.働き続けられる環境

アミックは自分らしい働き方を支える、自由で風通しの良い環境と多様性を受入れるカルチャーがあります。
ライフステージや住む場所が変化しても、健康で活き活きと働き続けられる会社づくりを追及しています。
健康経営優良法人(大規模法人部門)、プラチナくるみんなどの認定を得ている会社です。

Features of our Products製品の特徴


アミックの主なお客様は食品、医薬品、化学品、加工組立品などの製造業です。

「生産管理・原価管理・販売物流管理・購買管理」を統合したWeb型ERPシステム『STRAMMIC』
生産現場を管理し、リアルタイムな現場情報をERPシステムへつなげる工程管理『Lite Factory』
その他アライアンス製品と共に、製造業における経営部門、生産管理部門、製造工場(現場)をシステムでつなげ、お客様のビジネスをサポートします。

アミックのパッケージ製品は設立当初からコンセプトが変わっていません。なぜなら、製造業の業務の根幹は昔も今も
変わらないからです。
お客様から「アミック製品は教科書のようですね」と言われることがあります。必要な材料、部品を調達し、無駄なくタイムリーに製造する。
これら製造業の原則を守り、それを製品に反映させてきました。

使い手にとって使いやすいシステムを常に追求しています。画面操作も簡単にできて、データを柔軟に加工することができる。
そういった製品ポリシーが受け継がれ、現在のSTRAMMIC、Lite Factoryが開発されました。





Company history創業からのストーリー


創業から一貫して、アミックは製造業向けの基幹システムパッケージを開発・提供してまいりました。「製造業を支える仕事する」という想いは今も変わりません。ただ、時代の変化に合わせてパッケージ製品の形は変わり続けています。
開発技術や社会の変遷とともに、アミックがどのように成長してきたのかご紹介します。
1992年

1992年~ 
株式会社アミック 設立

「製造業を支える仕事を続けたい。」

アミック創業時のメンバーは、代表の田北 暁をはじめとした4名。
元々は同じ企業で、生産管理システムのパッケージ開発、提供をするプロジェクトに10年近く携わっていました。製造業のお客様と取引もありましたが、当時はグループ会社との取引きが仕事のメインでした。
「もっと製造業のお客様を支えるビジネスを続けたい」という思いを元に4人は独立。1992年、株式会社アミックを立ち上げたのです。

創業当初は商材となるパッケージ製品を持っておらず、海外製の生産管理パッケージを導入するコンサルティング企業を目指していました。

理想を形に。大きなチャンスに応えるため全力疾走。

創業からまもなくして、大手通信会社から生産管理システムのパッケージ設計開発を受託。当時、パソコン上で動作する生産管理システムはまだ見あたりませんでした。また、生産管理システムの核となるMRP機能(資材所要量計画:Material Requirements Planning System)を搭載されているシステムも、日本の製造業での利用がまだされていなかった時期です。

独立前から「生産管理システムにMRPは必要である。」と話していた田北の考えが評価され、わずか4名の小さな会社にもかかわらず、大手企業から大型のパッケージ設計開発を請負いました。優秀なエンジニアを求め、日本と海外で社員を増やしながらパッケージ製品を開発。当時はインド人やカナダ人の技術者もいる、国際色豊かな職場でした。

1994年、アミックで初めてのUnixで動く生産管理パッケージ製品「Win-MISS」を完成させました。同年、フィリピンに開発センターを開設しました。

1995年~ 
アミック初のパッケージ製品化

生産管理システム「AMMIC/PB」販売開始

日本でWindows95が発売されたこの年、当社はWindows上で稼働する自社初の統合生産管理システム「AMMIC/PB」を開発・販売開始しました。

当社パッケージ製品のファーストユーザーは、大手製薬会社と電子機器メーカーの海外工場です。ユーザーからの要望を取り入れながら、日本法人の海外拠点での利用を前提とした多言語・多通貨対応や、プロセス製造業と加工組立製造業のどちらの業種にも適用できる生産管理パッケージを開発しました。

原価管理システム「AMMIC/CA」販売開始

原価管理システム「AMMIC/CA」は1997年に開発を開始し、1998年にリリースしました。当時まだ日本語訳が存在していない実際原価計算の論文・書籍を参考にし、ABC(Activity-Based-Costing)計算手法をシステムで実現させた最先端のパッケージ製品でした。


両パッケージ製品の顧客は徐々に増えていき、1998年2月には大阪事業所、1998年8月、10月には顧客の海外拠点をサポートするため上海駐在所、北京駐在所が開設されました。

2002年~
プロセスバッチ製造業向けの機能を強化

「AMMIC/CMシリーズ」販売開始

2002年5月に生産管理システム「AMMIC/CM-P」、原価管理システム「AMMIC/CM-C」を販売開始しました。

生産管理と原価計算が統合されたパッケージとなり、大手医薬品・化学品メーカーを中心に、日本の製造業に多く採用されていきました。それと同時に中国・ASEAN地域でも導入が進んでいきました。

2005年~
サプライチェーンマネジメントへの対応

時代を見すえた、新しい開発環境に切り替える

このころまで、業務用アプリケーションの開発環境に「Power Builder」を採用していました。Power Builderは、1990年代から2000年代初頭にかけて広く普及しており、特に金融系や米欧の大手企業におけるクライアント/サーバー型のアプリケーションの開発に使われていました。

一方、今後の時代を見すえ、2000年頭に当社はパッケージ製品開発の環境をマイクロソフト社の「.NET Framework」に大きく切り替えました。今後デファクト・スタンダードとして長く使われると判断したのが理由の一つです。
当時の社員全員が、必死に新しい開発言語や技術を覚えるために開発教本を手に取って、学びながら仕事を進めました。

大規模基幹業務パッケージ製品「AMMIC/Netシリーズ」販売開始

2005年4月、大規模基幹業務生産システム「AMMIC/NetP」、大規模基幹業務原価システム「AMMIC/NetC」を販売開始しました。

AMMIC/NetPでは、グループ会社(複数の組織)を一つのシステムで統合管理することができるようになりました。AMMIC/NetCでは標準原価と実際原価の差異が見え、グループ会社全体での計算ができるなど、管理会計の視点が強化されました。
海外ERPパッケージを利用する大手企業でも、当社の原価管理パッケージを単独で導入したいという企業が増えたのもこのころです。


2008年に九州事業所を開設し、顧客へのサポート体制を広げていきました。

2012年~ 
自動車部品製造向けに機能を強化

「AMMIC/Netシリーズ」Ver3.1販売開始

2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災もあり、日本中で経済面が厳しかったころ。
当社でも新規の導入プロジェクトが一時期ストップするなど影響がありました。しかし、幸いのにもシステム投資意欲が衰えなかなった医薬品を始めとしたプロセスバッチ系の製造業のお客様に支えられ乗り越えていきました。

同時にこのころ、大手コンサルティング会社がアミックの生産管理システムを評価してくれ、自動車部品業界へのシステム導入を進めることとなりました。業務の適合性を高めるため、AMMIC/Netシリーズのアップデートも実施。

2012年4月、自動車部品をメインとした加工組立向け製造業向けの機能を強化した大規模基幹業務システム「AMMIC/Net シリーズ」Ver3.1販売開始しました。T1をはじめ自動車部品メーカーに導入が進んでいきました。

2014年、広島事業所を開設。中国地方のサポート体制を強化しました。

STRAMMICのダッシュボード画面

2017年~
DX基盤となる新しいERPパッケージ

「STRAMMICシリーズ」販売開始

2000年代後半からクラウドコンピューティングが浸透し、業務システムにもWebブラウザで動く仕組みが求められるようになってきました。
2010年前後から、市場では徐々にWebブラウザベースのシステムは増えていきました。アミックでも、従来のAMMIC/Netシリーズと同等以上の表現力・自由度・性能を備えることができる技術を見極めながら、Webアプリケーションベースの製品開発を進めていきました。


2017年4月、最新のWeb通信技術を採用して開発したWeb型基幹システム「STRAMMIC」Ver.1.0を販売開始いたしました。

充実したワークライフ・バランス実現のために

アミックは、社員一人ひとりががいきいきと働けるための取り組みも積極的に行っています。
2017年「ふじのくに健康づくり推進 ホワイト事業所」の認定を皮切りに「プラチナくるみん」などさまざまな認定を取得しています。2024年には、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に5年連続で認定されました(詳しくは「働く環境の紹介」のページをご参照ください)。また、スーパーフレックスや新型コロナウィルスの感染拡大に伴い導入したリモートワーク制度により、より柔軟で個人のライフスタイルに合わせた働き方が可能になりました。

2019年~ 
現場の負担を軽減しながら、データ収集できる仕組みを

工程管理システム「Lite Factory」販売開始

2010年代までには、日本の多くの中堅製造業へ生産管理システムの導入が進んでいきました。その一方で、製造現場は依然として紙での管理が主流です。

海外の工場ではMES(製造実行システム)やMOM(製造オペレーション管理)の導入が進み、生産の見える化、
データ活用や連携といったいわゆる「DX:デジタルトランスフォーメーション」が進んでいました。日々お客様との対話を通じ、アミックも製造現場のシステム化の必要性を強く認識していました。

ただ紙をデジタルに置き換えるだけではなく「生産管理システムと連携して効率的に現場の工程、実績を管理できるシステムを。」その思いを元に、新しい製品開発を進めました。

2019年4月、モバイル端末で製造実績のデータ収集できる工程管理システム「Lite Factory」Ver1.0の販売を開始しました。

2023年~ オージス総研グループの一員に

「製造業をシステムで支え続けていくために。」

設立30周年を迎えた次の年に、代表取締役社長の交代と共にオージス総研グループの一員となりました。
アミックは創業以来一貫して製造業向けERPパッケージ製品の開発・導入・運用支援に取り組んでまいりました。これまでに多くの製造業のお客様にご導入いただいております。積み重ねた生産・原価管理システム構築のノウハウと実績は当社の大きな強みになっています。これがオージス総研がアミックを評価し、グループに迎えた大きな理由でもありました。

当社はシステム開発・導入・運用支援を共に進める人材を常に求め続けています。会社が存続し、製造業を支える仕事が続けられるのは、人材がいてこそです。縁があり、社員となった方は長く心地よく働いてもらいたい。そのための制度や取り組みもより良くなるよう見直し続けています。

今後もアミックで働く社員とともに、新たな価値を提供できるITパッケージベンダー・ソリューションベンダーでありたいと考えます。