業種別適用例:化学品製造業

本ページでは、化学品製造業への適用例をご紹介します。

 

 

Supply Chain Models in the Chemical Industry化学品製造業のSCMモデル

以下は、代表的な化学品製造業のサプライチェーンのモデルです。
中間原料・一次製品から最終製品まで、多岐にわたる化学品製造メーカーの皆様にご利用頂いております。

 

化学品製造業の業務フロー図

化学品製造業では、様々な製品を製造しているので、パッケージの適用範囲も様々です。
以下に、 「見込生産」+「プロセスバッチ製造」を想定して化学品製造業における業務フローを示します。


上図は「見込生産」で、原料を混ぜ合わせる「プロセスバッチ製造」を想定したフロー図ですが、化学製造業全体では、製品の種類は幅広く、それらの製造手法によって、システムを利用する範囲や必要な機能も異なってきます。例えば、フィルム製造の場合、受注を受けてスリット仕様が確定するため「受注生産」の流れになります。受注出荷業務では在庫品(良品)を引き当て出荷します。

 

化学品製造業の特徴


以下は、化学品製造業の特徴を、業務の観点でまとめた表です。


◎生産計画では、原料を投入して分留していく製品での計画はシステム機能がありません。BOM型の所要量計算が標準機能となります。
◎化学品は様々な荷姿単位があり、単位変換も必要になってきます。各品目(原料、中間品、製品など)ごとに基準単位と取引単位を定義できますので、在庫管理、各種伝票処理で必要な単位を使って登録できます。
◎原料、中間品、製品とロット管理が出来ることで、そのロットの成分管理や有効期限管理が可能となります。また、原料から製品までのロットトレース機能で、製品クレーム時に瞬時に該当ロットを検索したり、原料に遡って品質情報を確認できます。

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