秤量工程は、液体・粉体の原料を計量する作業工程です。秤量システムは、標準作業手順書と製造指図書に基づき、使用原料・ロットを決められた指示量通り正確に計量を行い、正確に結果を記録します。秤量システムを利用した正確な秤量・出来高の計量のほか、現品ラベルを起点とする照合機能により、原料・資材の消費や投入におけるヒューマンエラー低減にも繋がります。

Lite Factory では、上位の生産管理システムから取り込んだ製造オーダー（工程・バッチ単位）を、製造オーダーを現場作業者が実行する作業に展開します。Lite SOPでは、標準作業手順（Standard Operation Procedure）を予めマスタ定義しておくことで、生産現場では、モバイル端末に表示される作業指示手順を確認しながら作業を進めていくことができます。これにより、漏れ・ミスのないより正確な製造作業を実行できるとともに、誰が何時どのような作業を行ったのかを、モバイル端末からその場でリアルタイムに正確に記録できます。現場の負担となっていた記録作業を軽減し、現場のペーパーレス化に繋がります。

Lite Connectは、「設備/装置/PLC/センサー/各種IoTデバイスからデータをそのまま取得できないか？」というお客様の声から生まれた機能です。Lite Connectでは、エッジデータベースに収集した製造現場の実績データを、製造オーダーやロットNoと紐づけ、製造記録や作業記録として取得できます。収集された正確な実績データは、現場では品質分析等に活用されるだけでなく、上位ERPでは、原価管理/収益管理へと繋がっていきます。