新製品Lite Connectを9月1日より提供開始

新製品Lite Connectを9月1日より提供開始

工程管理システム「Lite Factory」新バージョン2.0、新製品Lite Connect(TM)を9月1日より提供開始
~設備・装置から正確な実績情報を、原価・収益管理に繋げるDXソリューション

株式会社アミック(本社:静岡県浜松市中区板屋町111-2 浜松アクトタワー20階、代表取締役:田北 暁、以下 アミック)は、このたび、工程管理システム「Lite Factoryシリーズ」に新たにラインナップされる製品として、 Lite Connect™ を発表いたします。本製品は、2022年9月1日から提供開始します。


【背景】

製造業における「生産管理・原価管理」には正確な現場の情報が求められます。そのために、生産現場の作業者は、計器を目視確認し、紙への記録後にシステムに転記していました。従来、この記録・報告が生産現場の負担、あるいは誤記・転記ミスの原因でもありました。たとえば、化学品・食品・医薬品の工場では、充填工程がありますが、作業者は、液体原料タンクのバルブを開き、制御パネル上で投入操作を行います。投入完了後、バルブを閉じて、計器を見ながら手で投入数量を記録するところ、Lite Connect™で計器から自動で投入数量を取得できるようになります。
アミックは、創業から30年、製造業向けERPパッケージを開発・販売するベンダーとして、生産現場の負担を軽減し、さらに経営に繋げるソリューションとして、Lite Connect™を製品化いたしました。アミックは、最新のデジタル技術を活用することにより、工場の生産性向上・収益性向上に繋げる新しいものづくりのソリューションを提案しつづけます。


(製品の概要)

Lite Connect™は、製造現場に近いエッジデータベースに、ウイングアーク1st株式会社のデータ分析基盤「Dr.Sum」を採用。ミリ秒単位のストリーミングデータをノンプログラミングで高速に取得・加工・蓄積できる機能「Dr.Sum Data Funnel」を利用することで、正確な生産実績データを取得し、上位ERPに送信するしくみを提供します。

Lite Connect 製造実績情報収集イメージ
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(提供形態)

本製品は、産業機械のデータ活用の課題を解決するリアルタイムデータの収集・加工に特化した 「Dr.Sum Eモデル」をバンドルし、アミックの製品ソリューションLite Connect™として、販売いたします。Lite Connect™のライセンス価格は、310万円(税別)~です。
Lite Connect™は、アミックのERP製品(STRAMMICシリーズ)を利用する食品・化学品・医薬品・医療機器・精密機器・自動車部品メーカーを中心に、製造業のお客様に販売いたします。
※上記価格には、産業機械・設備・装置に新たにセンサー機器を追加する場合やGateway機器の購入費用およびフィールドネットワークの配線・据付工事は、本ソリューションには含まれません。

(製品の特長)

Lite Connect™のコンセプトは、Simple & Liteです。
1. シンプル操作で記録 Lite SOP™に連動し、指示に従い、装置・機器からデータ取得可能
2. 様々な通信規格に対応 様々なフィールドネットワーク上の通信規格に対応
3. かんたん接続設定 標準タグによるパラメータ定義で容易に設定
4. 低予算で構築 スモールスタートで、段階的に繋げる設備・機器を増やせる
5. ERPとの親和性 Lite Factoryは、STRAMMIC 、他社ERPとの連携が可能

(1.シンプル操作で記録)
Lite Connect™は、Lite Factory の電子SOP機能(Lite SOP™)と連動し、Androidアプリケーション上の「作業指示・手順」に沿って作業を行うことで、容易に製造実績データを収集できます。

(2.様々な通信規格に対応)
工場内のフィールドネットワーク上には、規格が異なる多様な設備・装置・機器が存在します。これが、システム化を阻む遠因の一つとなっています。Lite Connect™では、OPC-UAや、HTTP(GET/POST)、MQTTなどの多様な通信規格に標準対応。様々な産業機械・主要PLCメーカーに繋がります。

(3.接続設定が容易)
製造業の業種・業界では、GMPやHACCPなどの法令・規範に基づいて、様々な記録が求められています。Lite Connect™では、こうした業種・業界でよく利用される代表的な設備・装置・機器・センサー(流量計や圧力計、温度・湿度、カウンターなど)を、標準センサータグとして提供します。エッジデータベースの管理ツール上で登録するだけで、ノンプログラミングで接続設定を定義できます。

(4.低予算で構築)
従来、設備・装置毎に異なる通信規格やシステム開発のコストが、現場のDX化を阻んできました。Lite Connect™では、予めプリセットされた標準センサータグから計測対象を容易に追加・変更できますので、まずは、スモールスタートで導入し、導入後に段階的に設備・装置を増やしていくことが可能です。

(5. ERPとの親和性)
Lite Connect™を導入し、上位ERPの計画指示情報(製造オーダー)と紐づけることで、より正確なデータに基づく生産管理、原価管理を可能にします。さらに、ウイングアーク1st社のBIダッシュボード「MotionBoard」と連携することで、生産現場のリアルタイムな生産進捗の可視化に繋がります。

垂直統合システム連携イメージ
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■本製品の発表にあたり、ウイングアーク1st株式会社様より、エンドースメントを頂戴しております。

「ウイングアーク1st株式会社はLite Connect™のリリースを心より歓迎いたします。製造業における生産現場でのIoT導入は進みつつあるものの、IoTで収集したデータの活用までに至っていないのが現状です。その理由として、収集した現場データが、活用できる意味のあるカタチになっていないからです。Lite Connect™は、弊社「Dr.Sum Data Funnel』の処理技術を利用して、センサーデータのタグ付けや時系列データの正規化を行っており、お客様がIoTデータをすぐに活用できる環境を提供することができます。さらに、『MotionBoard』のダッシュボード上で、生産現場のデータを経営指標に必要なデータと繋げることで、現場のカイゼン活動だけでなく、企業の業務改革にも一躍担えるものになると期待しております。」

ウイングアーク1st株式会社
執行役員 Data Empowerment事業部長 大澤 重雄氏

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

株式会社アミック 経営統括本部 販売推進室
E-mail: 〈ammic-info@ammic.co.jp〉
TEL: 050-3538-4401(部門直通)
Webサイト: https://www.ammic.co.jp/


※本リリースに掲載されている会社名及び製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。

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